美味しいご飯の炊き方とお米の保存方法
普段何気なく食べているお米ですが、
炊き方や保存方法でその美味しさもずいぶん変わってきます。
ここでは、毎日食べるご飯を美味しく炊くポイントや、
お米の正しい保存方法をご紹介します。
美味しいご飯の炊き方
- お米の研ぎ方
1.容器にお米を入れ、水を入れて軽くひと混ぜしたら、すぐに水を捨てる。
2.水を入れて軽くかき混ぜ、お米をさっと研いで、水を捨てる。⇒この行程を3~4回繰り返す。
※最初に入れた水は、すぐに捨てるのがポイントです。
研ぎすぎるとお米がつぶれて美味しくなくなるので注意してください。
また、研ぐ行程においてもお米は吸水しますので、水にこだわると更に美味しいご飯が炊きあがります。
- 水加減
新米の場合は、目盛よりもやや少なめにする。
無洗米の場合は、通常の水加減の1割増しにする。
- 吸水時間
夏場は30分程度。
冬場は1時間程度。
- 炊き上がったら
炊き上がったら10~15分ほど蒸らす。
混ぜる時は、釜の底からさっくりと混ぜて余分な水分を飛ばす。
- 盛り付け
お茶碗にふんわりと盛り付ける。
数回に分けて盛り付けるのが、美味しそうに盛り付けるポイント。
お米の保存方法
お米を保存する際は、直射日光・高温・多湿・酸化・虫の発生に充分注意しましょう。
- 保存容器
お米の酸化・虫の発生を防ぐために、密閉容器に入れて保存するのが原則です。
おすすめの保存容器は、「果実酒の瓶」です。
果実酒の瓶は、口が大きいのでお米の出し入れがしやすく、
取っ手がついていて持ち運びがしやすいので便利です。
また、中蓋がついているので密閉性も高く、お米の保存に適しています。
また、ペットボトルに入れて保存するのも良いでしょう。
ただ、お米の出し入れがしにくいですし、 果実酒の瓶がおすすめ
2リットルのペットボトルでもお米が1.5キロほどしか入らないのが難点です。
買ってきた米袋のまま保存するのはやめましょう。
米袋には空気を通すための小さな穴が開いているので、密閉状態にはなりません。
酸化したり、虫の発生の原因になります。
お米を使い切ったら、保存容器は必ず洗いましょう。
ぬかや汚れが容器についていると、虫の発生の原因になります。
容器を洗った後は、きちんと乾燥させることもお忘れなく!
米袋での保存はやめましょう
- 保存場所
直射日光・高温・多湿を防ぐ場所で保存しなければなりませんので、
冷蔵庫などの冷暗所で保存するのがベストです。
日の当たる場所や冷蔵庫のそば、シンク下などの水回りに保存するのはやめましょう。
- 保存期間
何度も言うようですが、お米は高温・多湿・虫の発生などを嫌いますので、
保存期間は季節によって異なってきます。
保存期間のおよその目安は以下の通りです。
3月~4月・・・約1ヶ月間
5月~6月・・・約3週間
7月~9月・・・約2週間
10月~2月・・・約2ヶ月間
お米も生鮮食品と同様に、少しでも早く食べてしまう方が良いので、
購入する際は、出来るだけ短期間で食べ終える量を購入するようにしましょう。