有機（オーガニック）食品って何？

最近は、有機食品やオーガニック食品を選ぶ方も増え、
「有機」「オーガニック」という言葉も当たり前のように使われています。
しかし、いざ「有機食品やオーガニック食品ってどんな食品？」と聞かれたら、、、

有機（オーガニック）食品について、簡単に説明していきます♪

有機（オーガニック）食品とは、農産物の収穫前、若しくは植え付け前の２年間または３年間に、
規定された肥料及び土壌改良資材や農薬を使用せずに栽培し、
遺伝子組み換えを施されていない食品のことです。

有機食品のJAS規格に適合した農産物を生産していると認定された事業者のみが、
「有機JASマーク」を表示することが出来ます。
逆に言うと、「有機JASマーク」がない農産物や農産物加工食品が、
「有機」「オーガニック」などの表示をしたり、
若しくは紛らわしい表示をすることはできません。

有機栽培は、有機質肥料や無機質肥料などの天然に存在する物質を使用することが出来ます。

有機質肥料とは、油かす、魚粉、骨粉、海藻、貝殻、し尿などのことで、
無機質肥料とは、草木灰、炭酸カルシウム、石こう、塩化ナトリウムなどのことです。

有機質肥料を使用すると、土壌中の微生物のエサが増えて活性化するため、
土壌そのものが健全な状態になり、
その結果、農産物の成長や味・栄養価に良い影響が出るということです。

化学肥料を使用せず、天然に存在するものを肥料として栽培した結果、
味も栄養価も高い農産物ができる。

「有機食品は栄養価が高く、安全で美味しい。」と言われる理由ですね。