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知っていますか?食品の表示

知っていますか?食品の表示

消費者に分かりやすくするため、また、安全性を明記し消費者が安全なものを選べるように、
とのことで、食品の表示がすすめられています。
しかし、いくら食品の表示がすすんでも、私達消費者がその表示の正確な意味を知らなければ、
全く意味のないことになってしまいますよね。

そこで、消費者がその意味を勘違いしてしまいそうな食品の表示例を取り上げたいと思います。

国内で生まれ飼育されたものだけが「国産品」ではないんです!

畜産物の場合、国内で飼育された期間が外国で飼育された期間よりも長い場合に、
「国産品」と表示できます。

2つ以上の外国で飼育された場合には、
国内で飼育された期間が、 それぞれの国での飼育期間と比べて最長であれば「国産品」と表示できます。

例えば、A国で10か月、B国で8か月、日本で12か月、飼育された場合、
外国での通算飼育期間が国内での飼育期間より長かったとしても、 「国産品」と表示できます。

従って、純粋に国内で生まれ飼育されたものだけが「国産品」ではなく、
外国で飼育された期間があるものでも「国産品」と表示されることがあるんです。

これは管理人の私も勘違いしてました、、、

国内で飼育された期間があっても「輸入品」となります。

国内で飼育された期間があっても、
外国での飼育期間が、国内での飼育期間よりも長ければ「輸入品」となります。

2つ以上の外国で飼育された場合は、
国内での飼育期間が、それぞれの外国の飼育期間と比べて最長でなければ「輸入品」となり、
飼育期間が最長となる国が「原産国」となります。

「消費期限」と「賞味期限」の違い、ご存知ですか?

加工食品には、一部食品を除いて、
消費期限もしくは賞味期限のどちらかが記載されています。

  • 消費期限とは

「消費期限」とは、その期限までに食べる方が良い、というものです。
定められた方法で一定期間保存した場合に、
腐敗などの品質の劣化により安全性を欠くおそれがないとされる期限のことですので、
期限を過ぎると安全性が保証されないということですね。

  • 賞味期限とは

「賞味期限」とは、美味しく食べることができる期限のことです。
定められた方法で一定期間保存した場合に、品質が十分保持されるとされる期限のことで、
この期限を超えた場合でも、これらの品質が保持されていることがあるものとされています。
よって、賞味期限が過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。

ただし、どちらも開封前の期限ですので、開封した食品は期限にかかわらず早めに食べるようにしましょう。

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